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【FJISS通信(公開版)・第9回】定時社員総会を開催 「担う力の確保」などに注力

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多様な業種が参画する(一社)持続可能な社会のための日本下水道産業連合会(FJISS、フジス)の活動報告を定期的に発信します。今回は先ごろ行われた定時社員総会のもようと今年度の事業計画を紹介します。

懇親会で新理事・監事を紹介

令和2年4月に設立されたFJISSは、下水道事業に関わる総合建設、専門土木、機械電気設備、資器材、調査設計、測量、管路管理、施設管理の計8業種が横断的に参加し、会員数は令和8年4月現在で62会員(正会員58社、賛助会員3社・1団体)にのぼっています。

 FJISSは6月18日、第7回定時社員総会を東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門で開催し、令和7年度の事業報告・計算書類や8年度の事業計画・収支予算などを審議、承認を受けました。役員改選も行われ、理事会を経て野村喜一会長(日水コン代表取締役会長)と副会長5名(菅伸彦・オリジナル設計代表取締役社長、中野正明・機動建設工業代表取締役社長、中村靖・メタウォーター会長、服部博光・管清工業PR室室長、増渕智之副会長・日本ヒューム代表取締役社長)らによる新体制が発足しました(増渕副会長は新任、その他の会長・副会長は再任)。総会終了後は懇親会を開催し、国会議員を含む多くの来賓に出席いただきました。

 冒頭、野村会長は、「八潮の道路陥没事故の発生直後の昨年3月に自民党有志議員との勉強会を開催し、いち早くリダンダンシーなどを柱とした緊急提言を行った。その後、国交省が設置した検討会の提言にそのことが盛り込まれたのは意義がある」と成果を強調。今年度は「担う力の確保」などをテーマに事業展開していくことを説明するとともに、「ここ数年、民間企業に対する官側の期待は非常に大きくなっている。8つの業種が集まる特性を生かして一層、新たな活動を展開していきたい」と意気込みを述べました。

野村会長

 令和8年度は「強靱化と戦略的な管理の着実な推進」と「担う力の確保」の2つを重点テーマに設定し、提案活動の充実に向けた取り組みを進めていきます。「強靱化と戦略的な管理の着実な推進」に関しては、八潮の道路陥没事故の教訓を踏まえ、FJISSからもリダンダンシーやメンテナビリティの確保を提案したところですが、気候変動等による浸水被害の頻発化や温室効果ガス削減の必要性の高まりなどの背景も踏まえ、技術的な提案や国費の予算確保・予算制度の充実につながる調査・検討、提言を行っていく考えです。

 「担う力の確保」では、単なる「人」だけでなく、ICTやロボットなどの「技術」、広域化や官民連携などの「しくみ」、下水道事業に対する「市民の理解」の4つの取り組みを有機的につなげた「担う力」が重要であるとの認識のもと、4つの取り組みを進めていくうえで必要な制度的・財政的支援について具体的な調査、提案・提言を行います。

 懇親会では野村会長が挨拶したほか、来賓挨拶を国土交通省上下水道審議官グループの松原英憲官房審議官、乾杯挨拶を日本下水道協会の岡久宏史理事長にそれぞれ務めていただきました。加えて、自民党下水道事業促進議員連盟の会長を務める田村憲久衆議院議員の他、盛山正仁衆議院議員、井林辰憲衆議院議員を主賓にお迎えしたのをはじめ、計10名の国会議員のご臨席も賜り、祝辞をいただきました。国会議員からは、老朽化対策の推進や必要な予算の確保・増額を訴える声が相次ぎ、それらの実現に向けてはFJISSの役割に期待する声もあがりました。

○懇親会に出席いただいた国会議員の皆様(主賓除き50音順)
田村憲久・衆議院議員/盛山正仁・衆議院議員/井林辰徳・衆議院議員/井野俊郎・衆議院議員/けんざか茂範・参議院議員/小林鷹之・衆議院議員/津島淳・衆議院議員/冨樫博之・衆議院議員/中村裕之・衆議院議員/西田昭二・衆議院議員

田村議員
井野議員
津島議員
西田議員
盛山議員
けんざか議員
冨樫議員
松原官房審
井林議員
小林議員
中村議員
岡久理事長

編集・発行責任者(FJISS事務局長) 山本 哲彦