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【FJISS通信(公開版)・第11回】下水道展で併催セミナー 中村副会長がAIテーマに講演

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多様な業種が参画する(一社)持続可能な社会のための日本下水道産業連合会(FJISS、フジス)の活動報告を定期的に発信します。下水道展’26東京の併催企画として開催したセミナーのもようを紹介します。

令和2年4月に設立されたFJISSは、下水道事業に関わる総合建設、専門土木、機械電気設備、資器材、調査設計、測量、管路管理、施設管理の計8業種が横断的に参加し、会員数は令和8年7月現在で63会員(正会員59社、賛助会員3社・1団体)にのぼっています。

 FJISSは8月4日、下水道展’26東京の併催セミナーを東京ビッグサイト会議棟で開催しました。FJISSの副会長でもあるメタウォーター会長の中村靖氏が講師を務め、「AIは敵か味方か?~上下水道業界にも来るAI進化の波~」と題した講演を行いました。聴講者に対してスマートフォンを使ったWEBアンケートを行い、その結果をリアルタイムで共有するなど、双方向型の講演会となり、盛況を呈しました。

 講演で中村副会長は、AIについて「個人的な感覚としてはチャンスでしかない」とその可能性を強調したうえで、AIの現在の水準や最新動向などを独自の視点を交えながら解説。また、「トークン」(AIが言葉を処理・理解するための最小の分解単位)や「SLM」(Small Language Model)、「RAG」(Retrieval Augmented Generation)、「ハルシネーション」(AIがデータを取り違え、とんちんかんな答えをすること)など、一般的には耳なじみのない、しかしAIを使ううえでは知っておくべきキーワードを分かりやすく、かみ砕いて紹介しました。

 「生成AI」と「AIエージェント」の違いについては、前者を“ガンダム”、後者を“アトム”と例えつつ、「生成AIはツール、AIエージェントはヒト。この違いは特にマネジメント層に理解してほしい」とコメント。とりわけ担い手不足のソリューションとして期待できるAIエージェントの活用を推奨するとともに、「これからはAIを含めたチームワークをどう構築していくかが重要になる」とそのポイントを説きました。

中村副会長
約100名が聴講
アンケートの結果をリアルタイムで共有
聴講者との質疑応答も

編集・発行責任者(FJISS事務局長) 山本 哲彦