下水道展’25大阪(日本下水道協会主催)が7月29日、大阪市のインテックス大阪で開幕した。
炎天下の初日、会場入口

大阪市のブース「下水道のミライ」は親子を中小に大行列。


開会式のあと、古川国交副大臣らが会場を視察。



























視察を終え、国交省・石井上下審は「駆け足だったが、各ブース工夫を凝らしていて、副大臣にも関心をもっていただけた。非常によかった」と話した。
続いて会場を移して、関係者ら数百人が集まり、レセプションが開かれた。
主催者(日本下水道協会)から大西会長(熊本市長)が挨拶。

祝辞は古川国交副大臣。視察を終えて、自治体職員が下水道の新技術を、使いやすくする仕組み作り、学びやすい環境作り、発注しやすい仕組み作りに取り組んでいく、と話した。

「あらためて新しいものが出てきつつあると感じた。開会式で大阪市長も言っていた通り、下水道のない暮らしは一日たりとも考えられない。これを引き続きやっていくためには、新しい技術をしっかり使っていくことが必要になる。皆様の新製品や技術を、自治体や下水道事業団を含む施工の現場で使っていくために、国交省としても使いやすくなるような仕組みをしっかりと研究し、勉強していかなければならない。新しいことを学ぶのには難しい部分もある。職員の数が減っていく中で、この4日間の下水道展に来て現場を見てもらって、「うちの自治体でもできればいいな」と思っていただける職員の数を増やしていかなければならないと感じた。時代が変わっていく中で、去年、十年前と同じことをやっていくことは許されない。人が減っていく中でも中身は良くしていかなければならない。その未来のショーケースがまさに下水道展。国交省としても、下水道事業の現場に携わる自治体をはじめとする職員の方々が学びやすい環境を作ることに、また良いかたちで発注ができるように、全力で取り組ませていただきます」
続いて大阪市の高橋副市長、北尾参与会長(クボタ代表取締役社長)が祝辞を述べ、次に黒田JS理事長の発声で乾杯。盛大な祝宴となった。

