国交省は来る下水道展’25大阪(日本下水道協会主催)の併催行事として7月30日水曜、今年も「下水道の市民科学発表会」を開催する。
「下水道の市民科学」とは、市民の下水道への関心を高めようと、「下水道の見える化」を主な目的として、地域の活動団体(NPO、学校の科学部・同好会)が行政の協力を得て、下水道に関する調査研究活動に参画する取り組み。国交省がこれを支援している。
今年度は、岩手県矢巾町上下水道課の吉岡律司課長による講演会「下水道を“わが事”にするまちづくり」に続いて、全国から8団体が「学校や市民団体などの日頃の活動紹介と下水道を取り入れた市民科学の提案について」発表する。各団体とタイトルは下記参照。
ライブ配信(Web聴講)あり。Webも会場での聴講も、要事前申込。
主な要項は次の通り。
- 【タイトル】令和7年度 下水道市民科学発表会
- 【主催】国土交通省大臣官房参事官(上下水道技術)付
- 【日時】7月30日水曜 13時30分~16時30分
- 【会場】インテックス大阪 6号館ホールH(大阪市住之江区南港北1-5-102)
- 【プログラム】下記参照
- 【申し込み】対面(会場)・Web聴講、ともに下記URL・QRより申し込みのこと。7月25日金曜17時締切
https://forms.gle/ZuDtiujhzZFn1vPi7
問い合わせは市民科学プロジェクト事務局(株式会社NJS内)電話03-6324-4368またはメールkyoko_tominaga@njs.co.jp まで。
【プログラム】
◆第1部 講演会
吉岡律司 岩手県矢巾町上下水道課課長「下水道を“わが事”にするまちづく:学生×住民×市民科学でひらくGESUIKU 」
◆第2部 取組発表会
- 横浜市富岡中学校「わたしたちができること~大岡川を探る~」
- 神奈川県立三浦初声高等学校「三浦市における下水道資源の農業分野での活用」
- 長野県南安曇農業高等学校「農業高校×流域下水道 地域に還元!下水汚泥肥料の利用・普及に向けた挑戦」
- 新潟法律大学校Gゼミ、新潟市下水道部「次世代の担い手Z世代へひびけ!! 下水道を伝える新たなツール トレーディングカードゲーム『Circular Economy 水 deck』の制作と展開」
- 愛知県立豊田西高等学校SS科学部「下水道で『旨い』をつくる」
- 諏訪湖クラブ「うんち君の旅~諏訪湖をきれいにした下水道の力~」
- 東日本セキスイ商事(株)「上下水道管路の耐震化と災害時のマンホールトイレ~習志野市津田沼小学校での出前授業~」
- 滋賀県下水道課「下水汚泥肥料の活用事例~県内小学校との連携~」