下水道展’23臨時増刊
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(2)出展者プレゼンテーションでは? 8月4日(金)の13時から15時25分まで、札幌ドームB1階 64.プレスワーキングルームの出展者プレゼンテーション会場において、令和4年度に建設技術審査証明を取得した技術を中心に7件の技術概要を民間企業の方から解説していただきますので、下水道の装置や管路更生の最新技術情報が入手できます。また、当機構職員より建設技術審査証明事業についてわかりやすい紹介もございます。(3)下水道研究発表会では? 今年も下水道研究発表会に参加し、口頭発表部門22件、ポスター部門3件の合計25件について、最新の研究成果等を発表します。多くのデータに基づく研究成果の発表を行いますので、公共団体や民間企業の方々の今後の業務展開に参考になるのではないかと思います。是非、聴講いただき、ご質問、ご意見をいただければ幸いです。(4)併催企画では? 8月1日(火)の14時から、札幌ドーム1階西棟会議室「89・90」において、下水道機構の新技術セミナーとして、「脱炭素に貢献!下水道における省エネ・創エネの取組み」をZoomウェビナー併用で主催します。東洋大学教授の花木啓佑氏に基調講演をいただくとともに、国土交通省下水道部で施策立案に携わっている方も講師としてお招きし、脱炭素社会に貢献する今後の下水道政策等についてご講演いただく予定です。また、金沢市や苫小牧市の事例に加え、本機構での取り組みも紹介いたします。(5)クイズラリーヘの参加  下水道展では、一般来場者の方に楽しみながら下水道の役割を学んでもらうクイズラリーが今年も開催されます。これは、クイズに答えながら複数のブースを回って頂くもので、当機構も対象ブースの一つとして参加しております。多くの皆さんのご来場をお待ちしております。ており、下水道事業は新規整備から老朽化対策に至るまで、幅広い課題を抱えています。 こうした道内の自治体にとって、下水道分野に関する幅広い最新の技術や機器を紹介する下水道展や下水道研究発表会は、課題解決のヒントを得ることができる絶好の機会となりますし、ひいては、道内の下水道事業の一層の発展につながるものと期待しているところです。また、下水道展では、自治体が一般の市民の方々に下水道を紹介するパブリックゾーンが設けられていますので、この機会に下水道の仕組みや役割をわかりやすく伝え、理解を深めてもらうことも期待しています。 初めての札幌開催となるので、道内の下水道関係者の連帯感の強さを生かして様々な企画で盛り上げたいと考えていますので、皆様のご来場をお待ちしております。 ここで、企画の一部を紹介させていただきます。下水道展のパブリックゾーンには、『オール北海道・下水道アカデミア』と称したブースを設けます。臨時増刊「下水道展 ’23札幌」 2023.0809Masaki Koizumi札幌市下水道河川局小泉 正樹 局長 札幌市は、昨年、市制施行100周年を迎え、令和8年には、下水道事業の開始から100周年となる大きな節目を迎えています。こうした中、今年8月1日(火)〜4日(金)に、東京より北では初めてとなる「下水道展 ’23札幌」が、札幌ドームを会場として開催されます。また、下水道展に併せて、8月1日(火)〜3日(木)に、札幌コンベンションセンターで、下水道研究発表会も開催されます。 国内最大の下水道の展示会である「下水道展」と、下水道界で最大の研究発表会である「下水道研究発表会」が、北の大地、札幌で同時に開催されることは、大変感慨深く、光栄に感じているところです。 北海道は、179市町村、516万人もの人口を擁し、151市町村が下水道事業に着手していて、普及率は全道で約92%になりますが、町村部は約67%にとどまっ 下水道展 ’23札幌 開催に寄せて初めての札幌開催〜北の大地で開催される下水道展に寄せる期待

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