ペクトされる存在に課題に的確に素早く対応コーディネーターに(2)新しい中期行動計画の主要内容―「10の主要行動」第3種郵便物認可 第1895号 令和元年6月18日(火)発行(43)示しました。③社会的地位・知名度確立、リス 水コンサルタントという職業の周知を図り、知名度・社会的地位の確立を目指し、国民よりリスペクトされる存在を指向します。そのために、経営基盤の確立・SDGs達成推進への貢献を行います。④人材確保と人材育成 上記③を受け、水コンサルタントへの優秀な人材確保と人材育成を図り、上下水道界の活性化・発展に貢献します。⑤事業体の刻々と変化する多様な 官民連携への対応・デジタル化への先導的対応等のため、業務領域の拡大を図り、的確に素早く対応していきます。⑥上下水道インフラ界のトータル 事業体の現場の実情・課題を的確に把握し、専門知識と総合的な知見を持つ水コンサルタントは、さらに知識・経験を伸ばし、水のトータルコーディネーターを目指します。⑦「10の主要行動」提示 水コン協・水コン協会員企業が、上記の方向を目指すにあたり、今後の3年間、特に力を入れて臨む行動を、「10の主要行動」として、明示しました。⑧幅広い意見を聴取して策定 昨年7月以降、全国の水コン協会員、本部委員会、外部理事の皆様等、幅広く意見をお伺いして、策定しました。 新しい中期行動計画の中で、提示した「10の主要行動」は、次の通りです。(主要行動1)水システムを通して地域・都市を豊かに 水コンサルタントの究極の目標は、上下水道インフラ・水環境システムを通して、地域の課題・社会の課題の解決に向けて、地域のニーズに耳を傾け、連携しながら取り組み、対応し、地域・都市・社会の創造を支援することです。地域と連携し、地域の上下水道インフラのマネジメントの一翼を担う者として活動し、地域の発展において、中核的な役割を果たしていけるよう、努めます。(主要行動2)業務領域を拡大し変化する事業体の課題に適時的確に対応 水コンサルタントは、事業体のニーズを把握し、事業体の様々な要請に応えるため、業務領域を拡大し、解決を図ります。事業体のニーズへの対応にあたっては、AI・IoTなど新しい社会システムの変化を見定め、日本及び上下水道インフラ界の将来の姿を俯瞰しつつ、上下水道インフラ界のトータルコーディネーターとして、的確な対応を図ります。(主要行動3)災害等緊急時に前面で素早く対応 水コンサルタントは、平時と緊急時、いずれにおいても、事業体と連携し、地域のために対応します。災害等緊急時には、直後の支援・復旧支援において、地域のために素早く対応します。(主要行動4)官民連携への適切な支援 水コンサルタントは、官民連携を支援します。地域にとって最適で多様な官民連携策を積極的に提案します。水コンサルタントがプレーヤーとなっての支援、アドバイザーとしての支援、モニタリング主体としての支援等、あらゆる角度から事業体の官民連携を支援し、実績を積み重ねてまいります。(主要行動5)デジタル化への先導的対応 水コンサルタントは上下水道分野へのBIM/CIMの先導的適用、上下水道分野でのAI・IoT等ICTの徹底的活用、システム開発等ソフトウェアの開発・活用の推進を積極的に図り、事業体の上下水道経営や事業執行の効率化と水コンサルタントの経営健全化・効率化に寄与します。(主要行動6)水コンサルタントの社会的地位・知名度確立と経営基盤の確立、SDGs達成に向けての貢献 水コンサルタントという職業の周知・社会的地位確立を図ります。また、SDGs(国連の持続可能な開発目標)が、水コンサルタントの活動と軌を一にする内容が多いことを受け、水に係るSDGsの達成に近づく行動を取ります。こうした活動を通じ、水コンサルタントへの優秀な人材確保と人材育成を図ります。(主要行動7)働き方改革等による魅力ある職場の創出 水コンサルタントは、働き方改革を率先して実行し、「業務の効率化・生産性の向上」と「品質の向上」を両立させ、あわせて魅力ある職場を創出します。こうした取り組みを踏まえ、水コンサルタントを、国民・学生にとって魅力ある、また、働いている者にとって誇りに感じ将来への希望の持てる職業とし、人材の確保を図ります。こうした水コンサルタントの魅力を広く社会に情報発信します。(主要行動8)多様な業界関係者との連携の強化 地域の抱える課題の解決に速やかに取り組むため、多様な業界関係者との連携を強化します。国民・事業体・水コンサルタント等、上下水道インフラに関わる様々な関係者がWin-Winになる成果を目指します。(主要行動9)上下水道分野で技術面・技術開発面でもリーダーシップを発揮 水コンサルタントは、地域に適した最適技術を公正に判断し、ガイドライン・マニュアル等を整備していきます。分野によっては、現場の実情・課題を的確に把握し専門知識と総合的な知見を持つ水コンサルタント自らが技術開発を実行し、上下水道分野の技術面・技術開発面でのリーダーシップを発揮します。(主要行動10)国際展開への貢献 水コンサルタントは、世界に目を向け、グローバルな視点を持って、上下水道分野に係る海外情報の共有、海外技術の採用、海外への技術輸出、海外業務の展開を、各方面と連携を図りながら、推進します。 以上、水コン協の新しい第二期中期行動計画を紹介しました。水コン協及び水コン協会員各社は、こうした取り組みを実践し、上下水道インフラ界全体の発展のために、全力を尽くす覚悟です。関係者みんなで連携を図り、上下水道インフラ界の飛躍に繋げたいものです。
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