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）L/gn（ンミタケ）L/gn（AMDM）L/gn（度濃ーシタスクエ水出所：Environmental Science & Technology 金土日月火 00木ステージ１週末の始まりステージ２フェスタの始まり180001600014000120001000080006000400020000ステージ３週末の終わりステージ４フェスタの終わりアセトアミノフェンカフェイン1000001200ケタミン10008000080060000プソイドエフェドリン60040040000MDMA20020000品名日本薬局方アヘン末劇 麻 要処方日本薬局方アヘン散劇 麻 要処方日本薬局方アヘンチンキ劇 麻 要処方日本薬局方アヘン・トコン散（ドーフル散）劇 麻 要処方日本薬局方アヘンアルカロイド塩酸塩（オピアル）劇 麻 要処方日本薬局方アヘンアルカロイド塩酸塩注射液（オピアル注射液）劇 麻 要処方日本薬局方アヘンアルカロイド・アトロピン注射液（オピアト注射液）劇 麻 要処方第3種郵便物認可 ムで、年間消費量は約410キログラムと推算し、その結果から2012年に国内で押収された押収量21キログラムの19.5倍のヒロポンが消費されていると分析している。しかしこの数字は、香港や中国と比べ５分の１と低く、また欧州調査と比較すると最大80分の１であると強調している。7．台湾・大規模音楽フェスタで「エクスタシー」濃度が上昇　2011年に台湾で行われた大規模音楽フェスタ（60万人参加）の開催後に近隣の下水処理場から放流された河川水中にMDMA（エクスタシー）、カフェイン、抗生物質、市販薬、違法薬物が検出され、特にMDMA濃度が急上昇を示したデータが前述の学術誌に掲載された。音楽フェスタの開催前、開催中、開催後に検出された各種薬物の消長を示す。【図４】8．麻薬・覚せい剤の最終処分は下水へ流せ　ほかでもない日本のケースである。日本の「覚せい剤取締法」や「麻薬取引法」によると、覚せい剤や麻薬を破棄しようとする製造業者、薬剤使用機関の開設者や研究者は「品名、数量、並びに廃棄方法について都道府県知事に届け出て、当該職員の立会いの下に行わなければならない」と定められている。しかし具体的な処理処分方法については明確な方法は定められていない。固形物なら焼却処分、液体なら下水道に流すのが一般的である。東京都福祉健康局の麻薬廃棄方法では「医療用の麻薬の処理は下水道に流せ」と推奨している。下水の総量に対し、超微量だからであろう。【表１】　確かに下水道法には、「麻薬類は下水道に流してはいけない」という条文や規定は存在しないので違法ではない。米国FDA（食品医薬品局）の指導書では①不用薬は容器から取り出し、他のごみと混ぜて、シールをして見えないようにして可燃性ごみに捨てましょう。②液体状の麻薬は下水に流しましょう、という廃棄方法が明示されている。また州により異なった取り組みもある。メ包装メーカー5g第一三共プロファーマアヘン末25g第一三共プロファーマ1g中アヘン末0.1g武田25mL第一三共プロファーマ武田1g中アヘン末0.1gトコン末0.1g25g第一三共プロファーマ武田5g武田（パンオピン）アヘンアルカロイド塩1mL×10A第一三共プロファーマ武田（パンオピン皮下1mL中アヘンアルカロイド塩酸塩20mg注20mg）田辺三菱製薬工場1mL中アヘンアルカロイド塩酸塩20mgアトロピン硫酸塩水和物0.3mg1mL×10A第一三共プロファーマ武田（パンアト注）田辺三菱製薬工場第1816号　平成 28年4月26日（火）発行イン州では、無料の封筒を予め配り、家庭で不要になった医薬品を郵送で送ってもらい、センターで分別廃棄することも行われている。このことより医薬品の誤飲、不正流通の防止、水環境へのインパクトの提言を図っている。さいごに　現在、日本でも河川水や下水処理水を含む水環境への医薬品の影響に関する実態調査が行われ、汚染状況が次第に明らかになってきている。現在のところ、それらの濃度は数ナノグラム/リットルと非常に低濃度であり厚生労働省も「現時点では直ちに対応が必要な濃度ではない」と報告している。しかし微量であれ、これだけ多くの医薬品（人間用、家畜用、ペット用）が公共水域に放出されている。特に下水処理水、下水汚泥に濃縮される傾向があり、今後とも「下水から生きた情報収集」に留意し、得られた情報を基に将来の水環境の汚染防止や生態系に対するリスク低減を図ることが重要である。組成廃棄方法水とともに下水に放流する。水とともに下水に放流する。水とともに下水に放流する。モルヒネ1W/V%水とともに下水に放流する。水とともに下水に放流する。酸塩アンプルをカットして注射液を下水に放流する。アンプルをカットして注射液を下水に放流する。図４　台湾/音楽フェスタ前後のMDMA・エクスタシーの濃度変化表１　医療用麻薬廃棄方法（東京都福祉健康局／平成26年3月）